今日は、私の産後１ヶ月検診。
いつもの病院に行って、受付して、採尿、採血して、産科外来へ。
保険証と母子手帳を出して、体重と血圧測定。そして待合室で順番を待つ。
妊婦時代と同じ流れの中、妊婦時代とはもう何もかも違っている自分に気がついた。
当時は、おなかをなでたり、胎動を感じたりしながら、意識は自分の内部へと向かい、不安と期待にフワフワした気持ちで過ごしていた。体調はすぐれないことが多かったけれど、自分の中で何かが育っているという心の輝きと、その育まれている何かを守るのだという強い意志があった。
でも今は、おなかの中の何かに意識が向かうこともなく、独特の一体感も、フワフワした感覚もなく、私はまた普通の人間に戻ったことを知った。
帝王切開の傷もまだ痛いし違和感もあるし、悪露もまだだいぶ出ているし、気分的にボロボロ？なので、産後の経過はどうかと思ったが、子宮も正常で、血の感じも、帝王切開の傷も順調だそうだ。
というか、私にとってはグロテスク極まりない切開の傷も、先生や助産婦さんからすると「きれい」だから心配ないそうだ。
血圧も、貧血も治ったし、体重も戻ってきてる。晴れて、普通の生活に戻っていいそうだ。
「今日で、産科おしまいです！おめでとうございます」と言われ、ちょっと寂しくなってしまった。
１月からずっと通って、イアンもいっしょに妊婦期間を共に過ごしてきた病院。
卒業。
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（今日は母が有休とって、涼央くんの子守を引き受けてくれたので、私は産後初めて、1人での外出だった。病院の後、銀行と郵便局にも行けた。涼央くん、お家ではミルク飲んで、いい子にしててくれたそうだ）
