この子と過ごす初めての311。
海の近くに住む私たち。災害がきたら、避難経路は… などの考えは、常に頭の片隅にあるけれど。
結局、地震が来ませんように…。と、実際は、現実逃避してるだめな母親な私。
実際、あの日の私は恐怖に泣くばかりで、恐怖とは、悲しみより巨大で、人間なんかじゃ太刀打ちできないと実感したのもあの日だった。
だから、赤ちゃんを抱えて実際に被災した方々は、どんなに苦しかったろうか…。私には想像もできない。
妊娠中に起きた熊本地震の時も、私には耐えられないと感じてしまった。
今、この子を前に感じたのは、私は、もっと強くならなきゃいけない、という当たり前のこと。
幸せにすぎる毎日に感謝し、頑張って生きていかねば。
そして…。
どうか、人びとがみな幸せでありますように。
そして原発はもう本当にいらないのです。この子たちの未来のため。