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育児 notes by keiko kurita

新生児1か月

49days old / 産後ママのちょっとした憂鬱

投稿日:2016年10月2日 更新日:

先週、初めてのおでかけで出向いた近所のオーガニック・モールecomo。今日は月いちで日曜日に開催しているマーケットへRioくんと2人で出かけてみた。 (イアンは、背の高い本棚をRioくんが眠る部屋からリビングへ移動させたい、という固い意志とともに、お留守番)

ecomoのエコモノ市。カラフルなキッチンカーで出店しているフード店や、クラフトや、手作りのお洋服。

にぎわう雰囲気の中、お友達同士、食べ物買って、座って、おしゃべりしている親子もたくさん。
そっか、なるほど。ここ、いい具合のコミュニティーがあるのね。

でも、そんな中、私は、なんというか、誰も知らない場所で、抱っこ紐の中で眠っているRioくんと2人、ポツーンと少し取り残された気分に陥ってしまった…。

例えるなら、誰かの個展のオープニングで、知り合いが1人もいなくて、誰にも話しかけることができず、1人でウロウロ、無言で作品鑑賞ばかりに集中しているような、萎縮し、内側に閉じこもってしまった状態。

それか、アイスランドで何度も感じた、転校生的な、ちょっとした疎外感。

あらら。気分転換、リフレッシュに!と出かけたはずなんだけど…。

ここのところ、実はまた少し、ホルモン?の具合で?心に全く余裕がなくなっていた状態に。

Rioくんから少しも手が離せない日々が続いたりすると、他のことは疎かになるし、Rioくんに集中していると、イアンが私に何か言っても上の空。そのくせ、イアンが放った些細な言葉に過剰に反応したりして、結果、何となくギクシャク、喧嘩みたいな言い合いになってしまったり。

とにかく、生活のいろんなことを回せていない。終わらない洗濯、そこらに散らかるいろいろ。そこで生じるストレスが飛躍し、心神喪失ぎみな言動をとる私が出現してしまったような1週間だった。

そして、そんな私の危機をまたもや察したイアンが、なんとか私の気分をよくしようと行くことを勧めてくれた近所のマーケット。

さて、そうして出向いた場所で感じたのは、きっとこれから、公園で遊ぶとか、幼稚園とか、小学校とか、ずっといろいろ。こういう、なんとなくの疎外感、居心地の悪さで落ち込む場面にたくさん出くわすのだろうなということ。

よくよく考えたら、今までだって、アイスランドでだって、どんなに疎外感があっても、あきらめずに踏ん張って、ふとしたきっかけでコミュニケーションが始まったり、神様が導いてくれた出会うべく人たちとは出会い、少しずつ人生の友達を増やしてきたじゃないか!

Rioくんと一緒に、というかRioくんのためにも、これからだってそうできるはず。

そをなことを思いながら、とりあえず家で本棚を移動してくれているイアンへのお土産に、タイフード屋さんでガパオというのをテイクアウトし(この時、少しお店の方とお話しできたし!)帰路へ。

眩しい西日。サングラス無しではとても歩けないくらいの。今日、運動会だった小学生や親御さんたちも帰路に着く時間。そういえば今日は、雲ひとつない秋晴れの空だったな。

ところで、今時の運動会って、まるで野外フェスやキャンプにでも行く装備で行くのね…などと観察しつつ、歩きながら、抱っこ紐から後頭部しか見えてないRioくんを見て「今日は付き合ってくれてありがとうね」と伝えた。

家に帰ると、まるで魔法のように、本棚はA地点からB地点に、そっくりそのまま移動し、汗だくのイアンが迎えてくれた。買ってきたガパオを美味しい!と頬張ってくれた。

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