昨夜のイアン。私の状態が、わが子をかわいいとさえ思えないくらい追いつまっている、その深刻度を理解したのか、家事を手伝ってくれる以外に「Rioくんを見ている」という任務も引き受けて「気にしないでゆっくり休んだらいいよ」と、私を奥のベッドルームで眠るよう仕向けてくれた。
そうは言っても。結局、30分置きくらいに授乳をせがまれ、もう限界…と22時半、やっとひと段落ついたところで、泣きながらベッドに崩れ落ちた私。
この時、次の授乳には、23時のミルクもあげなきゃ…と思っていたことは覚えている。
で。次に私が覚えているのは、イアンにかけられた「ケイコ? Rioくん、またおっぱいが欲しいみたい… できるだけ長い間、君を寝かせてあげたかったんだけど、もう限界みたい…」と、の言葉。
どうやら私、あの後、すぐに眠ってしまったみたい。
で、イアンに「じゃあ、ミルクもあげる時間だから、ミルク作ってくれる?」というと
「23時のミルクならもうあげたよ。今は1時30分。僕はこれからダンボールのゴミを出してくるから、その間1人で大丈夫?」と。
びっっくり。私、3時間、全く何にも気がつかないほど、熟睡してたんだ。
というか、イアンが3時間、1人でそっと頑張って、そうさせてくれたんだ。
そして「この子におっぱいあげたりするの、ケイコの責任なんだよ、Rioくんは僕らの責任。大変だけど、里子に出したりしたくないでしょ?」と「だって、こんなに可愛いよ?ほら!すっごいちっちゃい、すっごいかわいい」と。
そんなにRioくんを溺愛するイアンもかわいいよ。
というわけで、昨夜は、イアンと、心配メッセージをくれた友人ママたちのおかげで、涙を流しきって、夜中、また1人で頑張れる力を得たから、無事に過ごして、昨日より少し落ち着いた気持ちで朝を迎えられた。
少なくともまた、この子のこと、大好きだという気持ちを 思い出せそうな気がする。