イアンは本当によく子育てをしてくれる旦那さんだと思う。
毎朝のお風呂はパパのお仕事だし、おむつ替えはもちろん、お着替え、おしりのクリーム塗ってあげたり、ミルク作ったり、何より疲れて難しい泣いた時の抱っこ、あやし、そういうのも。ご飯を作ってくれるし、ゴミ出しや、お風呂掃除、家事もたくさん助けてくれる。そういう部分も含めて、多分私とRioくんはとてもラッキーなのだと思う。
子供に触れる時だって、私なんかよりずっとエンターテイニングしてる。楽しませてあげようと、いろいろ歌ったり、お話したり。イアンが涼央くん本人から多大なインスピレーションを得ているみたいで、そのことが余計にコミュニケーションの質を深めている。
な、なのに....。Rioくんは、ママのことばかり、本当〜〜にママのことばかり見つめる時期が続いて...。笑顔を見せてくれるようになっても、その笑顔はママのもの...。少しいじけるイアンは「きっと僕のことは、ママの友達って思っているんだろうな..。」と、呟いてたり。でも、なんとか自分の方を向いて笑ってほしいイアンは、お口を一生懸命拭いてあげたり（しばらく、ガーゼでお口を拭うと笑顔を見せたので）。
そんな日々が続いたある日、どうやらついに、Rioくん、パパに微笑みかけたみたいで、うれしさマックスのイアンは大興奮で「今、僕を見て笑った〜。口拭いてないのに、笑った〜。ママの友達から、Rioくんのヘルパーくらいに昇格したかも〜」と。
私も、Rioくんにパパの存在を深く認識してほしいから、一生懸命「パパと遊んでうれしいね〜」「パパとお風呂、うれしいね〜」「パパ帰ってきたよ〜」「パパ、オムツ変えてくれたよ〜、パパありがとう〜」と、パパ・パパ、たくさん言っているのだけれど、なかなかうまくいかなくて...。
イアンもイアンで、自分よりママの方がRioくんにとって安心する存在だと思っているから「大丈夫、マミーはあっちにいるよ」「マミーは今くるよ」と、すぐにママの存在を出しちゃう。でも、私は、Rioくんがパパに抱っこされている時は「パパはここだよ」「大丈夫だよ」と、自信を持って、パパの存在をアピールするべきだと思って、そうするよう伝えてきた。
そうこうしてたらついに、パパが顔を見せただけで、うれしそうにキャッキャ笑うようになって...。感動したイアンは「やったー、ついにパパになったかも！」と喜んでいて、私も嬉しかった。
最近通っている、運転免許の教習本の勉強をするときだって、お膝の上に抱っこしたまま。とにかく根気強く。
人見知りの時期になったら、また状況が変わってしまうかもしれないけれど、ひとまず努力が報われたんだと思う。頑張ったねパパ！
